「HD-PLC」は、「High Definition Power Line Communication」の頭文字をとった名前です。
HD-PLC技術が開発された当時、HD画質の動画データを電力配線経由で伝送できる通信技術として、パナソニック ホールディングス株式会社(当時の社名はパナソニック株式会社)から発表されました。現在では動画データのみならず、産業用データ、センシングデータなど、広い分野の様々なデータ通信にHD-PLCは応用されています。
HD-PLCおよびHD-PLCマークは、パナソニック ホールディングス株式会社の日本、その他の国における登録商標または商標です。
[’23/09更新]
PLC(Power Line Communication=高速電力線通信)はご家庭で使用されている電気配線に情報の信号を乗せて送る通信技術です。
HD-PLCは、既にご家庭にある電気配線とコンセントを利用して、高速宅内LANを実現します。新たに、LANケーブルを張り巡らす必要もなく、また、無線LANのように複雑なセキュリティ設定なしに、簡単で安全なネットワーク環境が構築できます。
Wavelet OFDM技術を採用することで、通信に必要なキャリアを任意の周波数で出力したりカットしたり出来ますので、各国の周波数使用規制に適時に対応できます。
また、キャリアの使用効率が良いため、回路が小型化出来、低消費電力で通信が出来る地球環境に配慮した通信方式です。
無線LANの場合、下記のような傾向があります。
PLCアダプターは、無線をご使用になれない環境でも追加の配線が不要で、暗号設定も簡単なため、大変便利です。
インターネットモデムやルーターとPLCアダプターをLANケーブルで接続していただくことで、インターネットをご使用いただけます。インターネットをご利用になる場合、別途インターネットサービスプロバイダーとの契約が必要です。
[’22/05更新]
電力会社への手続きは不要です。
通信に電力線を使う点は同じですが、「エコーネット」(※1)は500KHz以下の周波数帯を使った低速通信であるのに対し、HD-PLCは、2~28MHzの周波数帯を使う高速通信です。
※1 「エコーネット」:「エコーネットコンソーシアム」が提唱している通信規格
[’22/05更新]
2021年6月の国内法改正(令和3年総務省令第65号、 同告示第210~213号 )により、HD-PLCの利用範囲は、従来200Vまでの単相交流のみであったものが、600Vまでの単相及び三相交流でも可能となり、ビル管理、工場内、水中・地中、またスタジアム施設などそのユースケースは飛躍的に広がるものと期待されています。 (出典:総務省電波利用環境委員会報告書)
[’22/05更新]
当アライアンスの設立年月:2017年9月
アライアンス事務局の所在地:福岡県福岡市博多区美野島4丁目1-62 HD-PLC検証ハウス内
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[’22/05更新]
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[’23/09更新]
[’23/02更新]