HD-PLCアライアンスの通信方式が台湾電力のスマートメータに採用 メガチップス社
2018年10月12日更新
HD-PLCアライアンス会員プレスリリース
株式会社メガチップス
メガチップスが参画する「HD-PLCアライアンス」の通信方式が
台湾電力のスマートメータに採用
この度、当社がLSIメーカーとして参画する「HD-PLCアライアンス」の推進する通信方式である「HD-PLC」が台湾電力の求める高い性能基準を達成し、次世代スマートメータで用いる通信方式の一つとして採用された事が、同アライアンスより発表されましたのでお知らせいたします。
発表によると、台湾電力は2018年12月より台湾の主要都市約26万世帯へスマートメータの導入を進める計画です。
当社通信インフラ事業部事業部長の小西正洋は次のように述べています。「当社が参画するHD-PLCアライアンスからの台湾における成功のニュースを喜ばしく思っています。ビルオートメーション、スマートグリッド、ホームネットワークなどのスマートソサイエティ分野では、高速・堅牢かつ低コストで敷設可能な通信方式へのニーズが急激に高まっており、HD-PLCはこれらの要望に高いレベルで応えるものです。引き続き、当社はHD-PLCアライアンスとともに、産業用IoTにおける有線通信の技術革新を通じて、より良い社会の実現に貢献して参ります。」
HD-PLCは、国際標準規格IEEE1901およびITU-T G.9905に対応している有線通信技術であり、長距離で数メガbpsの安定した通信を行うことが可能です。当社からは世界初の産業用IoT向けHD-PLCLSIとして「BlueChip PLC Multi-hop」のシリーズ名で2016年より製品展開を行っております。