HD-PLCアライアンス 高速電力線通信

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ソシオネクスト、次世代長距離電力線通信について

プレスリリース

2021年03月09日更新

HD-PLCアライアンス会員プレスリリース
株式会社ソシオネクスト、株式会社ミライト、ヌリテレコム株式会社

 

ソシオネクスト、次世代長距離電力線通信について
ミライト、MMD、ヌリテレコムらと実証及び社会実装に向けた検討で合意

 

スマートコネクティッドを担う次世代長距離電力線通信の取り組みを開始

 
株式会社ミライト、MMD株式会社、ヌリテレコム株式会社、株式会社ソシオネクストの4社は、世界有数のファブレス SoC サプライヤーであるグローバル企業のソシオネクストが開発を進めている次世代長距離電力線通信 LSI を搭載したシステム検証用小型 PoC を用いたテスト検証を行い、エネルギー・ICT分野を主体とした社会実装に向けて具体的な検討を進めることに合意しました。

高速電力線通信(HD-PLC=High Definition – Power Line Communication)とは、一般の通信ネットワーク(有線・無線)とは異なり、電力線に通信信号を乗せる国際規格(IEEE1901-2020)に準拠した技術です。最大の特長は、情報機器に必要な電源線を活用することで個々の情報機器の専用通信ネットワークを省き、電力線に通信を集約しつつ通信を実現することにあります。特に今回ソシオネクストが開発を進めている次世代長距離電力線通信 LSI は、この高速電力線通信の次世代規格に準拠し、ソシオネクスト独自の低消費ソリューション技術、高性能アナログ技術、電源技術を先端系プロセスで実現することで、業界トップの小型化、低消費電力化、長距離通信を実現することを特長としています。様々な情報機器のデータを IoT、AI などの新技術により遠隔操作や自動制御による省人化、より快適な生活環境を実現するDX(デジタルトランスフォーメーション)には通信ネットワークの構築が必要不可欠ですが、開発中の次世代長距離電力線通信 LSI は、この利点を最大限発揮するスマートコネクティッドを担うことが期待されます。

4社は、次世代長距離電力線通信 LSI のシステム検証用小型 PoC を先行的に用いた長距離テスト検証を実施し、1km を越える距離についての通信実証結果を得たことで、マルチホップ機能でトータル 10kmの通信が可能な見込みです。これにより、通信インフラを構築するミライトのネットワークインテグレーション、MMDが取り組む水族館・ミュージアム等のまちづくりにおけるEMS(エネルギーマネジメントシステム)、サイネージ、カメラソリューション、ヌリテレコムが展開するセンサー・エネルギーソリューションを中心に、スマートコネクティッドを担う次世代長距離電力線通信 LSI の採用に向けて活用検討に移行し、オープンイノベーションによる通信ラストワンヤードの新たなソリューションとして、サスティナブルな情報社会の実現に貢献していきます。


株式会社ソシオネクスト:
先行的に使用したシステム検証用小型 PoC
システム検証用小型PoCを2021年4月に提供開始予定、2021年度中のLSI量産開始を予定。

 

詳細は、会員各社ホームページをご覧ください。